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スニーカーのお手入れはマメに、気軽に。

 

履きやすさだけでなく、いい意味での“はずしアイテム”として日々のコーディネートに欠かせなiのがスニーカーです。

しかし登場する機会が増えるほどに汚れが気になります。特にマストアイテムとも言える“白スニーカー”の汚れやシミを放っておくと、厄介なことにつながってしまいます。

経年による“こなれ感”を残しながら、コーディネートを楽しむには清潔であることが大切です。

素材の違いによって方法は多少異なりますが、もっとも気を付けたいのは“マメ”であることかなと思っています。

 

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違う素材や色、カタチを楽しみたい。

足元に限らず、身につけるものは毎日替えること、そして休ませることがお手入れの第一歩です。

スニーカーも同様で、お気に入りだからと言って毎日同じものは着用しないようにしましょう。汗や汚れは確実にスニーカーの劣化につながります。

気に入ったブランド、カタチや履き心地があるならば、素材違いで数足揃えてみてはいかがでしょう。さらに色違いという選択肢が加わるとバリエーションが増えます。鮮やかな発色が許させるもスニーカーならでは特徴です。

春夏期は白をメインとした淡い色のキャンバス素材を、秋冬期なら黒やブラウンを基軸にレザーやスエードをラインナップしましょう。

そしてローテーションを組むことで、お手入れの負担が減るだけでなく、新鮮な足元のコーディネートが楽しめるはずです。

 

素材によってお手入れが違います。

ローテーションを組んでもお手入れの負担は減るものの、なくなるわけではありません。清潔に保たなければ、それは“はずし”ではなく“手抜き”と言われても仕方ありません。

 

キャンバス素材は洗うこと。

これまでは洗剤を使い水洗い、というのが定番の方法でした。手洗いであれ、洗濯機を使うことであれ、専用の洗剤を使って水洗いすれば汚れが落ちるだけでなく、デニムやコットン素材のような経年変化も楽しむことが可能です。

お風呂場で手洗いするよりも、コインランドリーに設置された専用機を使うとカンタンです。

よくすすぎ、水をきったら、新聞紙等を入れてカタチを整え風通しのいい場所で陰干しします。気持ちのいい仕上がりが味わえるはずです。

便利なのは最近注目されている泡スプレー式のスニーカーシャンプーです。全体に吹き付け、浮き上がってきた汚れを拭いとるとうものです。手洗いほどの仕上がりは味わえないようですが、手軽さが評判です。

ソールクリーナーも高い評価を得ているようです。スニーカーソールや側面の汚れがキレイに落ちると言います。

側面がキレイになるとスニーカー全体の表情が変わって見えるため試す価値はありそうです。

水洗いで注意したいのは漂白剤を使ってはいけないということです。白いキャンバス地のスニーカーは汚れが目立つので、真っ白にしたい=漂白剤という図式が浮かびます。しかし漂白剤によりソールとキャンバスを結合する部分のゴム糊が溶け出し。キャンバス部分にシミとして広がることがあると言います。白だけでなく生成りなどの淡い色のスニーカーは注意しましょう。

 

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レザー素材は革靴と同じよう。

スニーカー専用もあるようですが、自己責任が許されるなら革靴用のクリーナーと保湿クリーム(デリケートクリームなど)を用意します。

履きジワに入り込んだ汚れやホコリをブラッシングしたあとにクリーナーを使い汚れを落とします。

次に保湿クリームを十分に与えます。自然乾燥させ、ブラシを使い光沢が出てきたら、さらに柔らかい布で磨きこめば完了です。

シューキーパーなどでカタチを整えるとある程度履きジワも回復してくれます。

スウェードのお手入れも、革靴のそれと同じです。ブラッシングで汚れを落としたら、スプレー式のトリートメントを与えます。

乾いたら固めのブラシなどで起毛だてればすっきりとした表情が生まれます。

 

合成皮革ならお手入れカンタン

固く絞った雑巾などで汚れを落とす、頑固な汚れはクリーナーを使う。以上で完了です。

合皮のスニーカーは扱いが簡単なことから、どうしても乱暴に使ってしまう傾向にあります。そのためマメな汚れ落としが必要とも言えます。

 

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ソールの減りや履き口の劣化と修理

靴の宿命ともいえるソールの減り、特にヒール部分は減ってきます。ソールの構造が簡単なものであれば(ローテクスニーカーなど)補強材を塗布することである程度修理可能です。

ただし素人には満足した仕上がりを得るのは難しいという声が多いようです。

そこで利用したいのがプロの修理です。かかと等部分的な減りから、ソール全体の交換(オールソール)が可能です。料金は相当額になりますが、お気に入りや限定品のスニーカーを長く愛用したい場合は依頼してみましょう。

特に加水分解といわれるスニーカーソールが溶けてしまう現象では修理は不可能です。オールソールのみとなります。

また履き口にできた裂けやスレも包み込むような方法できれいに修理してくれるはずです。

 

まとめ

気軽に履けるがゆえに汚れや劣化が進みやすいのが、スニーカーです。

清潔に保つためには複数を履き分けること。そして素材にあったメンテナンスを施すこと。さらに修理可能なことも多いので、できるだけプロに依頼すること。

そうすることで特有の“ぬけ感”を味わうことができると思います。

 

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