暑い季節を快適に過ごせる、レノクロスを用いたイタルスタイルの新定番シャツが登場。あまり聞きなれない生地ですが、昨今夏の生地として注目を集めています。
レノクロスとは和語で絡み織りと同義で、絡み織りは、平安時代の中国より伝わったとされ、古来から、夏の和装や浴衣など、実は日本人にも親しみのある生地です。
では、なぜレノクロスは暑い季節に適しているのでしょうか。
レノクロスは、捻りながら交差させた経糸に緯糸を通す特殊な織り方で、シアー感と、強度という相反する状態を併せ持つ独特な生地です。表面は凹凸感のあるメッシュ状になり、通気性に優れたハリのある質感です。
加えて、肌に触れる面積が少なくなり、さらりとした肌あたりを実現します。
また生地密度が粗いため、アイロンの伸びもよく、着心地とケア面に於いて優れた一枚です。
シャツを洗い晒しにすることで、コットンやリネン系のスーツ・パンツなどと相性よく、こなれたスタイリングのシャツとしても存在感を放ちます。