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ビジネスシャツの選び方、シチュエーション別の着こなしと襟型の種類

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ビジネスシーンにおいて、どのようなシャツを着ているのか、スーツやネクタイとの関係性を理解しているか、ということは印象だけでなく、商談の可否を左右するポイントだと言ってもいいかも知れません。
清潔であることは言わずもがなですが、メンズファッションには一定のルールがあることを再確認しながら、ふさわしいシャツの選択と着こなしを身につけましょう。
そもそも、襟方は何種類あるのか?

 

レギュラー/セミワイド/ワイド/ホリゾンタル/ボタンダウン
ロング/ショート/クレリック/タブ/ピンホール/ラウンド/ウイング
イタリアン/マイター/オープン/スタンド

 

ここに挙げただけでも15種類あります。聞きなれないものもありますが、これ以外にもデザインの高いものや、民族的な特徴のあるものなどを加えると、相当な種類が存在すると想像できます。しかしここで取り上げるはあくまでビジネススタイルに相応しいシャツであり、襟型です。そうなると前述の中では、1行目にピックアップした襟型を押さえておけば十分ではないかとというのが、ここでの提案です。
さらにそれらを3つに分類して、その特徴やコーディネイト、さらにはネクタイとの相性、結び方を解説していきます。
基本的は3種類あればいい。前項の1行目に区分けしたものを、襟型の傾向に基づいて以下のように分類してみました。少々乱暴な言い方をすれば、この3種類を揃えておけば十分です。

 

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1 レギュラー/セミワイド
2 ワイド/ホリゾンタル
3 ボタンダウン

それぞれの特徴を説明しましょう。
もっとも標準的な襟型がレギュラーカラーです。時代によって多少の違いはあるようですが、衿の長さ(衿先)が70ミリ前後、開きの角度が75度程度になります。レギュラーより広め100度程度の開きのあるのがセミワイドカラーで、英国的な印象を感じるタイプと言えます。
セミワイドより開きの広い120度程度のものはワイドカラーと呼ばれ、さらに英国的なにおいが強くなります。それもそのはずで、メンズファッション特にスーツスタイルに大きな影響を与えたウィンザー公が好んだシャツスタイルです。そしてさらに180度(もしくはそれ以上)の開きを持つデザインがホリゾンタルで、別名カッタウェイとも呼ばれ、扱いが楽なことと個性的な表情が生まれることから、人気急上昇と言ってもいいでしょう。
襟先をボタンで留めたデザインがボタンダウンで、ポロ競技の際に襟先が邪魔にならないように施された意匠だと伝わっています。そうした出自からスポーティな印象が強く、アイビーリーガースに愛用され、日本のみならず全世界に広がりました。
以上の3型を素材や色味を変え、それぞれの仕事の種類や、シーンに合わせて使い分ければいいのではないでしょうか。

 

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次項では3型のシャツを使ったコーディネイト、スーツやジャケットとの相性やルールなどについて考えてみました。
スーツスタイルに似合う襟型どの襟型でも問題ありません。しかし素材とデザインによっては、相性が悪いまたはルールに反した着こなしになってしまうので注意が必要です。
ウール素材でシングル仕立てのスーツであれば無難なのはレギュラーですが、どの襟型でも問題ありません。
ただしダブル仕立てのスーツにはワイド系の襟型、英国紳士風の着こなしがハマります。そのためスポーティな印象のボタンダウンはNGなのです。
こうした組み合わせをシーンで考えるなら、通常のビジネスではレギュラーやボタンダウンで過ごし、クライアントとのミーティングあるなど自分を鼓舞するときにはダブルのスーツにワイド系を合わせるというになります。
少々観点は異なりますが、冠婚葬祭でブラックスーツを着る場合はレギュラーカラーに限ります。ボタンダウンは完全NGですので肝に銘じて。
ジャケパンスタイルに似合う襟型職種によっては、またネクタイを強要しない(クールビズの浸透もあり)職場が増えているので、ジャケパンスタイルが一般的になっているようです。 この場合も基本的はスーツと同じルールなのですが、ネクタイを締めないのであればボタンダウンのスポーティな雰囲気は効果的です。
反対に英国紳士的印象の強いワイド系を合わせると、少々重く感じることもあるので、ジャケットの素材を見極める必要があります。
しかし同じワイド系のホリゾンタルでは印象が異なります。特にノータイの場合、襟の立ち方加減から小顔効果があり、若々しく映ることから違和感なく広がりを見せています。
シングルのジャケットにはボタンダウン、ダブルのジャケットにはホリゾンタルで個性をプラスするという着こなしがおすすめです。

 

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ネクタイとの関係性
シャツの襟型とネクタイとの関係は大切です。
ネクタイデザインで代表的なものは、レジメンタル(ストライプ柄)、小紋やドット柄(水玉)、プリント(ペイズリーなど)そして無地でしょう。
レギュラーの守備範囲は広く、どの種類のネクタイデザインでもOKでしょう。しかしワイド系になるとスポーティな印象があるレジメンタルは避けたほうが無難でしょう。シーンによってはプリントや無地が映えるでしょう。反対に、ボタンダウンにはレジメンタルが鉄板。スーツに合わせるならドット柄も好印象です。
結び方も大切です。
基本的にはプレーンノットがどの襟型にも似合いますが、ワイド角が強いほど結びの大きい(ウィンザー公が好んだ)ウィンザーノットを試してみるのも楽しいチャレンジです。

 

 

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まとめ
襟型には様々なデザインがありますが、ビジネスシーンにおいては先に挙げた3種類があれば十分でしょう。
大切なのはスーツやジャケットとの相性とルールを見極めることです。コーディネイトのベクトルがカジュアルなのか、ドレッシーなのかで判断するといいでしょう。さらにシャツ自体の素材も考慮すると印象が深まります。

 

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