ビジネス用のシャツは、販売している店によってドレスシャツやワイシャツなどと呼ばれています。なにが違うかよくわからない方も多いと思います。その違いは一体なんでしょう。
ワイシャツとカッターシャツの違いは何?
いまさら聞けない「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の違いを今回は深掘りしていきます。ショップによって、または年代によってビジネス用のシャツの事をワイシャツやカッターシャツと言われますが、さて、正しい表現はどうなのでしょうか?
ワイシャツとカッターシャツの違い
ワイシャツとカッターシャツ。モノとしては、、、そう同じです。昔、ただの『聞き間違い』や、『都合のイイ語呂』が生じ、今日までそれらを正すことなく、年代・地域によってワイシャツ、カッターシャツと呼ばれてきました。
公然の場に着られるホワイトシャツが聞き間違えられてワイシャツに。ボート種目の一種であるカッター競技大会にた正式着用した事があったからカッターシャツに。(別の諸説で「Cutter shirt(裁断師)」から生まれたという説もありますが、これは後からこじつけたものです)
じっくり考えるとワイシャツとカッターシャツ、どちらとも発祥のベースに共通している点があります。<オフィシャルな場> <勝敗を決める真剣勝負が繰り広げられる場> つまり、人目に触れる機会に勝負服として着用するシャツなのです。目的主旨が同じであれば言い回しは、年代や地域それぞれで異なってもいい言う事なんですね。
ドレスシャツとは?
前述しました2つの呼び方にまた一つ増えました。ワイシャツとカッターシャツとは更に異なる呼称『ドレスシャツ』は一体何が違うの?
答えは『同じです』
しかしながら、全く同じではなく、意味合いに微妙なニュアンス違いがあります。
何かといいますと、、、
ドレスと冠がついているだけに、それなりのスタイリングが求められるシャツ。という意味合いがあります。
物体としては同じで、使用シーンも同じで、呼称が3種類。
少しだけお洒落ワード順に並べ替えると、ワイシャツ<カッターシャツ<ドレスシャツ の順でしょうか。(私見です。。)
ドレスシャツはそもそも下着だった?
ドレスシャツ文化が発祥したヨーロッパでは、ワイシャツは下着として扱われるのはよく知られています。そもそも、昔はパンツがなかったので、ドレスシャツはパンツとしての役割を持っていました。
中世やルネッサンス期のドレスシャツは、今より裾が長く、膝まで覆う丈があり、ズボンの中に入れ込み着用していたようです。ドレスシャツの丈がズボンの中に入れる長さで作られているのは、当時の名残でしょう。
日本と欧米のドレスシャツ文化の違い
日本のワイシャツには胸ポケットが付いているものが多いですが、シャツは下着という価値観がある欧米では理解されないそうです。欧米にもポケットの付いたデザインのシャツはありますが、カジュアルなシャツと見られ、ビジネスシーンには不向きと思われています。
また、ワイシャツの下に下着を着ることは日本では一般的なことですが、欧米ではあまり見かけないようです。高温多湿な日本の気候では、夏場は下着を身につけていないと汗をかいてしまうので、必須アイテムと言えるでしょう。
ビジネス・フォーマルなど幅広く着用できるドレスシャツ
ドレスシャツとワイシャツの違いがわかっていただけたでしょうか。実質的には名称の違いだけなので、お好きな呼び方で呼んでも問題ありません。ただ、大人のシャツとして着こなすのであれば、「ドレスシャツ」と呼んだ方が品があるでしょう。シャツをファッションとして捉えた、余裕さえ感じることができます。
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