新型コロナウイルスの影響により、急速にテレワークが広まりました。多くの人が自宅で仕事をするようになりましたが、オフィスとは違って周囲に誰もいないため、身だしなみがおろそかになりがちです。しかし、画面の向こうでは上司や同僚が見ています。そんな時に「だらしない」と思われないよう、服装も仕事モードにしましょう。
では、どのようなスタイルがテレワーク向きなのでしょうか?おすすめはメンズシャツです。この記事では、テレワークに最適なメンズシャツと選び方、コーデの例を4つご紹介します。
テレワークにおすすめのメンズシャツの種類
一口にメンズシャツといってもさまざまな種類があります。特にテレワークとなると、何を着たらいいか迷ってしまうでしょう。以下では、テレワークに向きのメンズシャツを6種類ピックアップし、それぞれの特徴やメリットを説明します。
鹿の子素材のシャツ
鹿の子は伸縮性に富んだニット素材で、独特の凹凸模様が見られます。夏のポロシャツに多用されている素材であり、肌触りが柔らかく、動きやすさと通気性を兼ね備えています。
鹿の子素材のメンズシャツは動きやすく、通気性に優れているためテレワーク向きです。
天竺素材のシャツ
天竺素材のメンズシャツもテレワークに適しています。天竺は鹿の子と同様にニット地の一種で、Tシャツやカットソーに多様されています。肌触りと伸縮性に優れており、メンズシャツで使われている場合もあります。
シーズンを問わずに使えるため、年間を通じて活躍する素材です。
ボタンダウンシャツ
ボタンダウンは、日本でもっともポピュラーなシャツといっても過言ではありません。衿先に小さいボタンが付いており、ビジネスパーソンの大半が着用しています。
どのようなコーデにも合ううえ、キレイで上品な見た目から、テレワークにはピッタリなシャツといえます。
スタンドカラーシャツ
ノーネクタイ派に最適なのがスタンドカラーシャツです。立て襟のみで仕立てられたシャツのことで、全体のシルエットをスマートに見せられます。
一般にビジネスではNGとされますが、ジャケットやカーディガンと合わせるなど、コーデ次第ではフォーマルな雰囲気を演出できます。
クレリックシャツ
クレリックシャツは、襟とカフスが無地で、それ以外が柄物(主にストライプ)になっているシャツの総称です。カジュアルからビジネスまで幅広く使えるため、オンとオフの境界が曖昧なテレワークといえます。
クレリックシャツは単体でも清潔感を演出できますが、ベストなどと合わせることで、見る人によりスマートなイメージを与えます。
メンズシャツを選ぶ時のポイント
以上のように、テレワークに向いたメンズシャツはさまざまありますが、上記に該当するならどれでもよいとは限りません。以下で挙げる点を意識して選びましょう。
1.明るめカラーや、メリハリのある色でダーク過ぎない色を意識する
シャツは明るめのカラーのものをチョイスしましょう。
画面越しでは全体の印象が暗くなったり、顔色が悪く見れたりする場合も珍しくありません。テレワークに限っては、白などの明るいトーンのシャツをおすすめします。
そしてブラック色より、ネイビーやブルー色がオススメです。トーン暗めの色は、なるべくブラックカラーを避け、メリハリのある印象を意識しダーク過ぎない印象を意識しましょう。
2.ちょうどよいサイズを選ぶ
サイズはピッタリのものを選びましょう。大きめサイズのメンズシャツは、全体的にルーズな印象を与えてしまいます。上司や同僚にだらしないと思われてしまうため、サイズには気を配りましょう。
反対にサイズが小さいと動きづらく、仕事に支障が出る可能性もあります。人によっては肌に張り付く感覚が気になってしまうかもしれません。
3.動きやすさも考慮する
動きやすさも考慮すべき要素です。自宅ではデスクワークが中心になりますが、ずっと座ったままとはいきません。一時的に席を外したり、休憩したりすることはあるでしょう。
そのような時、動きにくいシャツを着ていてはストレスを感じる可能性があります。シャツの伸縮性はもちろん、腕周りのサイズ感も気を付けて選びましょう。
メンズシャツを使ったコーディネイト例
テレワークにはシャツが最適とはいえ、どのようなコーデがよいか悩んでしまいませんか?以下では、メンズシャツを使用したコーデ例を4つご紹介します。
1.シャツ+ジャケット
もっともベーシックなスタイルがシャツ+ジャケットです。どのような素材・デザインのシャツにも合わせられます。メリハリが付きますし、全体的にシャキッとした印象を与えることができます。
ただし、ジャケットはシンプルなものを選びましょう。派手なものは好ましくありません。
2.シャツ+ベスト
シャツにベストのコーデもテレワークにおすすめです。ジャケットと比べてカジュアル寄りですが、全体的にオンの印象を演出してくれます。
なお、ベストのデザインやカラーで印象が大きく変わります。色やデザインが異なるものを何枚か購入し、その日の気分で使い分けるのもよいでしょう。
3.シャツ+カーディガン
シャツ+カーディガンも定番のビジネスコーデです。もちろんテレワークにも最適なコーデといえます。見る人によっては、ベストよりカチッとした印象になりますので、スーツなどの堅苦しいのは苦手な人におすすめです。
カーディガンもデザイン・カラーにより印象が様変わりするため、ぜひ色々と試してみましょう。
4.柄物シャツ+無地カットソー
単体ではカジュアルなイメージになりやすい柄物シャツですが、無地のカットソーを合わせることで全体の印象が引き締まります。ベーシックなコーデに飽きた時は試してみて下さい。
ただ、柄のデザインによってはカジュアルファッションになります。クレリックシャツのように、キレイめなシャツと合わせましょう。
テレワークのファッションを楽しもう
テレワークが普及し、オフィスで同僚や上司と顔を合わせる機会が減りました。その結果、仕事中の服装が適当になったという人も少なくないでしょう。しかし、服装が適当だとテレビ会議の際に上司・同僚からルーズな印象を持たれてしまいます。
メンズシャツなら一枚でも様になるほか、コーディネイトのバリエーションも広がります。これまでとは違ったテレワークだからこそ、メンズシャツを中心にしたファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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