襟の形の特徴やシーン別でおすすめの襟など、ドレスシャツ選びに役立つ情報をお届けします。襟の基礎知識を学んで、デキる男と一目置かれるようなドレスシャツをぜひ見つけてください。
スーツに合わせるドレスシャツにおすすめの襟型
スーツに合わせて着るドレスシャツの襟型は次のタイプがおすすめです。
ビジネスマンの定番「レギュラーカラー」
ドレスシャツの中でもレギュラーカラーは、もっともポピュラーで定番の襟型。一般的なビジネススタイルとしての着用はもちろん、シーンを選ばずどんなシチュエーションでも使える万能タイプです。
襟の長さや開きなどの形状は時代によって多少変化しますが、今は襟羽開きが70~90度前後の襟型が標準的となっています。
ノットが映える「ワイドカラー」
ワイドスプレッドカラーは、襟羽開きが100~120度前後の襟型。襟が開いているぶん、ネクタイの結び目(ノット)を美しく見せることができます。アンタイド(ノーネクタイ)でも襟立ちがよくかっこよく決まる襟型です。
セミワイドスプレッドカラーは、襟羽開きが90度前後となっており、ワイドスプレッドカラーに次ぐ広さがあります。長めの襟羽と高めの襟足が特徴です。
小粋な襟型「ホリゾンタルカラー」
イタリア男性に人気があり、ワイドカラーよりも襟羽開きが大きく180度に近い形でシャープな印象の襟型です。水平(ホリゾンタル)に近いという意味でつけられました。大きめのノットのほうがバランスが良く、Vゾーンを上品に魅せることができます。
アンタイドにおすすめ「ボタンダウン」
1900年頃に登場したボタンダウンカラーは、襟先をボタンで留めるタイプの襟型。ポロ競技の選手が着ていた服がモデルで、ボタンは馬に乗る際、風で襟がめくれて首や顔にあたって邪魔になるのを防ぐためだとされています。
レギュラーカラーやワイドカラーに比べて、カジュアルよりのドレスシャツになってしまうので、結婚式などには向きません。襟立ちよく収まりのよいボタンダウンカラーは、クールビズによるノータイにもおすすめです。
エレガントな「クレリックカラー」
クレリックカラーは、色物や柄物のシャツでも襟やカフス部分が白無地になっているドレスシャツの総称。クレリック(聖職者)が着る服に似ているのでクレリックカラーと呼ばれており、英国王室一族が好んで着用している格調高いシャツでもあります。
タイドアップはもちろんアンタイドでもエレガントな着こなしができるドレスシャツは、クールビズにもおすすめです。
魅力を引出してくれる襟型を見つける
ドレスシャツは、襟の形ひとつとってもさまざまな種類があります。襟のタイプを十分理解してから着こなすと、装いの深みも変わってくるでしょう。この機会に自身を魅力的にしてくれる、ドレスシャツの襟型を探してみてはいかがでしょうか?
ITAL STYLE SHIRTでは、今回ご紹介した襟型はもちろん、豊富な種類のドレスシャツをご用意しています。あなたの魅力を引き出してくれるドレスシャツをぜひ見つけましょう。
【カテゴリー】