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ボタンダウンシャツの特徴と起源は?

●ボタンダウンシャツの特徴とは

襟先にボタンが付いている仕様のことを指しています。ここではシャツ全体ではなくシャツの襟のカラーのことを名称としています。ボタンダウンカラーシャツというのが正しい表現になるでしょう。
襟をそのままにせずボタンをして下がっていることをダウンと表現し「ボタンダウン」としています。

●ボタンダウンシャツの起源は

もともとイギリスの上流階級がたしなむポロ競技で騎乗して疾走する際に風でパタパタと動かないようにボタンでとめたユニフォームを着用している選手からヒントを得て、アメリカのブルックスブラザーズの創業者、ジョン・ブルックスが考案したのが始まりと云われています。
歴史や伝統より合理性の高さを重んじるアメリカ人ならでは発想でそれまでのドレスシャツにはなかった「ボタンダウンシャツ(ポロカラーシャツ)」を製作し、アメリカ東部の大学生の間で大流行し、アイビールックの象徴となり全米にひろがりました。

補足ですが、「アイビーリーガー」と呼ばれる1950年代のアメリカの大学生、その中でも偏差値の高い大学に通う学生たちのことをそういわれていました。
もともと裕福な家庭に育った大学生に好まれたボタンダウンシャツのイメージは「いいところのお坊ちゃん」。学業、スポーツに励み忙しく過ごすアイビーリーガーの多くは寮生活を送っていることが多く、衣類の洗濯やアイロンがけなどは面倒な作業でした。
ボタンダウンシャツに多く使用されているオックスフォード生地は洗っても型崩れしにくく、襟もとのボタンを留めるだけできちんと見栄えすることで高い支持を得ていたようです。
そういった時代を経て大人になってもボタンダウンシャツ(当時はポロカラーシャツ)を着用され続けました。

1920年代までにボタンダウンシャツは、「アメリカのエリートの紳士が身につけるもの」と定着し、時代背景を彩る映画やヘミングウェイなどの小説の中にも「ボタンダウンシャツ(ポロカラーシャツ)を着る男」などの表現が度々使用されていました。
それは暗喩表現を使っても当たり前に伝わるものでした。アイビーリーグの名門ハーバード大学出身の第35代大統領ジョン・F・ケネディは私生活以外ではボタンダウンシャツを決して着ませんでした。いわゆるアイビーリーグ=ボタンダウンシャツ=エリートで裕福な家庭のお坊ちゃんのイメージを壊しアメリカ国民に寄り添う姿勢の表れだったのかもしれません。
政治的イメージ作りなどあったかと思いますが、ファッションは人に与えるイメージは大きいことを感じます。

アメリカの若者からビジネスマンまでオンオフ問わない万能シャツとして幅広く浸透しました。

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●ドレスシャツ ボタンダウンシャツとは

このルーツからすると、実用性を重視したスポーティなシャツのイメージですが、襟先にボタンを留めることで襟立ちが良く、ノーネクタイでもノージャケットでも見栄えが良くなります。
また、ノーネクタイのイメージが強いですがネクタイをするのがNGではありません。ネクタイやジャケットとの相性も良く、襟ものとロールが美しくおさまります。

ボタンダウンシャツの着用のマナーとはボタンダウンシャツの着用の際の注意点としてはノーネクタイの際は一番うえのボタンは開けて着用してください。ビジネス、カジュアル問わず基本になります。襟先のボタンを外さず留めておくこと、外すとだらしない印象になり折角の襟立ちロールの美しさが失われてしまいます。
ドレス、カジュアルスタイル関係なくボタンダウンシャツを着用する際は襟先ボタンを留めた状態にされるのがキレイにおさまります。近年ネクタイ着用の際あえて襟先のボタンを外しの着こなす、ちょっと上級者なスタイルもありますが、会う人により「留め忘れてるよ!」なんてこと云われないようにTPOを踏まえたうえでオシャレを楽しんで頂ければと思います。

ボタンダウンシャツは機能的で万能シャツではありますが、冠婚葬祭や大事なビジネスシーン、商談など大事な人や場所などでは控えるのがベターです。結婚式の二次会や少しカジュアルなパーティーなどではノーネクタイやスカーフなどの合わせでVゾーンの印象を良くみせてくれます。

●クールビズスタイルでは

ビジネススタイルの正装とはスーツ、シャツ、ネクタイを着用するのが一般的ですが、近年のクールビズスタイルとしては、ノーネクタイスタイルが推進されています。
ただ正装(スーツ)からネクタイを外せばクールビズスタイルかというとそういうわけではありません。ジャケットとパンツ別生地のもの合わせてシャツまたはシャツにネクタイというのが本来のクールビズスタイル。今はシャツのみの着用も進んでおり、会社が勧めるスタイルや環境、気温など様々な要因があり形を変えていっているといえます。
ジャケットを羽織られても、そのままでもボタンダウンシャツは襟もキレイにおさまり、クールビズにもオンオフ人気のシャツアイテムです。

イタルスタイルにも襟がのぼるように設計された、ボタンダウンシャツがございます。襟のロールも非常にキレイおさまります。是非、お試し頂ければと思います。

今回は、フォーマルを意識したホリゾンタルカラーシャツの着こなし方についてご紹介します。冠婚葬祭・セレモニーなどのフォーマルシーンで、ホリゾンタルカラーシャツはどう着こなせば良いのでしょう。

フォーマルにホリゾンタルカラーシャツを着こなすには

ホリゾンタルカラーは、フォーマルシーンにおいてオススメできない場合もあるので注意しましょう。お通夜やお葬式など弔事の席では、レギュラーカラーやワイドカラーの着用が基本となるので、ホリゾンタルカラーは避けたほうが無難です。

フォーマルシーンといってもさまざまありますが、ここでは結婚式や二次会、パーティーなどでのオススメの着こなし方について詳しくご紹介します。

ポイントは色や柄

結婚式に招待されると、「どんなシャツを着ていけばよいのか」「普段のシャツでよいのか」など、不安になるでしょう。フォーマルシーンでの服装はマナーやしきたりが多く、頭を悩ます問題です。

ポイントになるのが「ホリゾンタルカラーシャツの色・柄」「ホリゾンタルカラーシャツに合わせるネクタイ」。全体的にバランスよくまとめるようにしましょう。

結婚式でのホリゾンタルカラーシャツの着こなし方

結婚式ではレギュラーカラーのドレスシャツの着用が一般的。ホリゾンタルカラーも、ドレスコードでいえばフォーマルなドレスシャツに分類され、結婚式の二次会やパーティーなどに選ばれています。

ホリゾンタルカラーシャツの色

結婚式でのフォーマルスタイルの場合、基本は白いドレスシャツを選びます。カラーシャツの着用が可能かどうかは、式によって違ってきます。二次会やカジュアルな披露パーティー程度なら問題ないかもしれませんが、フォーマルスタイルを求められる結婚式には不向きと考えておいた方がよいでしょう。

ホリゾンタルカラーシャツの柄

ホリゾンタルカラーシャツの柄も、基本的に無地がおすすめです。さりげないお洒落で好感度を上げたいなら、近づいてみてはじめてわかるくらいの柄や、目立たないシンプルな織り柄の入ったシャツを選びましょう。大人のかっこよさを演出できて、気付きにくいところでお洒落を楽しむのも上級者の着こなし方です。

タイやベストで格式を上げる

タイやベストにもフォーマルを意識すれば、よりお祝いの席にふさわしくなるでしょう。ホリゾンタルカラーを披露宴などパーティーで着用する場合、蝶タイと合わせると首元がスッキリしてエレガントな装いに。ジャケットからのぞかせるベストがあると、よりドレスアップしたフォーマルな着こなしになります。

ネクタイの場合、結び目を大きくするとホリゾンタルカラーと相性もよく存在感もアップ。ネクタイの色も今まで白が一般的でしたが、最近ではシルバーやライトグレー、質感もシルクのように光沢があるタイプがお洒落に着こなせて人気があります。

フォーマルを意識してエレガントな装いを

結婚式や二次会、パーティーなどは、お洒落を楽しむ場でもあり、これまで着たことのないホリゾンタルカラーシャツに挑戦する良いチャンス。せっかくの華やかな席、シャツやタイにもこだわって、いつもと違った印象を演出してはいかがでしょうか?

ITAL STYLE SHIRTでは、フォーマルシーンにも相応しいホリゾンタルカラーシャツをご用意。スッキリとした見た目と、しなやかで着心地のよい素材感が魅力です。フォーマルを意識したエレガントな装いをお楽しみください。

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