クールビズがキッカケだと思いますが、
オフィスのカジュアル化が一気に広がった感があります。
オーダースーツの種類
大別すると“フルオーダー”“イージーオーダー”“パターンオーダー”の
3種類に分類できると思います。
それぞれの特徴についておさらいをしておきましょう。
フルオーダー
名称が示すように、採寸から始まり、仮縫いを経て完成という工程になります。
個人それぞれの体形に合った、さらに個人の個性やお好みを反映できる
世界でただ一着のスーツになります。
さらに職人の手作業を生かしたものになると高額なものになります。
しかし着心地については“言わずもがな”でしょう。
作成期間は3カ月から半年程度でしょう。
イージーオーダー
基準になるサンプルの中から試着し、
もっともしっくりくるモデルをもとに型紙を起こしてスーツを作っていきます。
仮縫いは省略されることが多く、
フルオーダーのような細かい要望は難しくなります。
自身の型紙を作るため、
言い過ぎかも知れませんが着心地はフルオーダー並みです。
作成期間は3カ月程度でしょう。
パターンオーダー
イージーオーダーのように試着したサンプルを基準に
要望や補正を加えていきます。要望にそって生地を裁断し縫製していくため、
既製品を補正することとは区別できます。
生地選びも可能ですが、20㎝各のサンプル生地が参考になるので
全体像を想像しづらいかも知れません。
しかし既製服とは違った着心地を実感できるはずです。
作成期間は2カ月位です。
オーダースーツが注目されている。
冒頭で書いたように、様々な理由が重なりスーツの需要が減っています。
しかし機会が減ったからこそ、必要な場面では“いいモノ”を身につけたいという
心理が働いているようです。
オンライン業務であればカジュアルな恰好でも問題ありません。
しかし月に何度か出社する、またクライアントとの商談があるとなれば、
それなりの身だしなみが印象を変えてくれます。
そのような場面での一着として“オーダースーツ”が注目されているというのです。
納得できるかと思います。
スーツに合ったシャツやネクタイ、そして靴やベルトなど、
これまでとは違った視点で選ばれるようになっているようです。
オーダースーツを作る
時間と予算が許さるのであれば“フルオーダー”は可能ですが、
依頼する側の知識や経験が必要となります。オーダー初心者であれば
“パターンオーダー”から始めてはいかがでしょう。
その際に押さえておきたいポイントをあげてみました。
どこで作る?
普段スーツやジャケットを購入している店舗に
相談してみるといいでしょう。なじみのスタッフがいれば、
好みや体形についても知っているため、不安は少ないはずです。
“オーダー会”などタイミングが合えば、
通常店舗では用意していない生地などもあり、
さらにお得な価格で作成できます。
生地選びに迷ったら。
初心者は無地を選んでおけば間違いはありません。
季節感にあったネイビーまたはグレーがお勧めです。
注意したいのは生地感です。織っている糸の細さを示す数字は、
大きいほど細い糸を使っています。細いほどしなやかで
肌触りはいいのですが、反面腰が弱く、
パンツの場合センタークリースが消えやすいと言います。
アイロンは苦ではないという方はいいのですが、
扱いが難しいことも知っておきましょう。
初心者にとって小さな生地見本から選ぶのは容易ではありません。
目的と用途を確認しながら、スタッフと相談して選びましょう。
遊びが許される裏地とボタン選び
既製品では味わえないのが裏地選びとボタン選びです。
慣れていないと難しい作業です。
ポイントは表生地とコントラストをつけ過ぎないということです。
裏地の場合、表がネイビー系なら同系色かグレーを、
表がグレーならば同系色を選べんでおけば間違いなし。
少し慣れてきたらドットやストライプなどの
プリントに挑戦してみるもの楽しいです。
ボタンは同系色のものがベターです。
メタルボタンはスポーツジャケット向きなのでスーツには向いていません。
最後に
仕上がってきたスーツですが少しキツく感じることがあります。
しかし心配はご無用です。縫い代や縫製にゆとりがあるため、
次第にカラダに馴染んでいくはずです。
それでも気になる箇所があれば補正も可能、
これもオーダースーツの魅力と言っていいでしょう。
まとめ
パターンオーダーであっても既製品よりは高価になります。
長く着ることを念頭に、ある程度の知識を得、
またお店のスタッフと一緒に作り上げるという喜びを共有してください。
イタルスタイル実店舗のパーソナルオーダーではスーツ、ジャケット、シャツ等
オーダーを承っております。
フルハンドラインからパターンオーダーまで幅広く展開しております。
詳しくは下記Personal Orderご覧くださいませ。
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