職場で注目されるクレリックシャツのコーディネート

すっきりした清潔感が人気のクレリックシャツ。コーディネートもしやすく、一枚で着てもかっこよくきまります。今回はビジネスシーンでクレリックシャツを着こなす時のポイントをまとめました。

クレリックシャツとは？

柄や色が付いた身ごろに、襟やカフスが白地になっているクレリックシャツ。名前の由来は「聖職者（クレリック）が着ている服」に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。

英国でクレリックシャツは、昼の礼服として愛用されているファッションアイテムです。現在は、カジュアルやビジネス向きのコーディネートで、さまざまな着こなしがされています。

礼服としても愛用されているクレリックシャツ。タイドアップはもちろん、ノータイスタイルでも品が良いことから、ビジネス向けのクールビズアイテムとしても注目されています。

清潔感が大切なビジネスシーンでの、クレリックシャツのコーディネートのポイントを3点ご紹介します。

仕事でのスーツの色といえば「黒」「グレー」「ネイビー」が定番。クレリックシャツは、無地のスーツにコーディネートしやすいので、仕事で着るスーツのアクセントにはぴったりです。

シャツの色は、スーツの色に近い色を選ぶと、より落ち着いた印象になります。メリハリをつけるなら、補色（反対色）を上手に取り入れるとよいでしょう。

クレリックシャツの王道コーディネートは、「ブルーストライプ×ボルドーのネクタイ」。比較的どのスーツにも合わせやすく、引き締まった印象を与えてくれるので、ビジネス向きのコーディネートといえます。初めてクレリックシャツを選ぶときには、この組み合わせがおすすめです。

ネクタイは最初に目に入るアイテムなので、全体のバランスを考えて選ぶ必要があります。スーツ同様、周りの色に近い色のネクタイをコーディネートすると、まとまった印象に。

逆に、プレゼンや商談などで、力強い印象を与えたい時には、クレリックシャツと補色（反対色）のネクタイを合わせましょう。襟元が白いクレリックシャツは、柄入りのネクタイを合わせてもコーディネートしやすいのが特徴。

ネクタイをワンポイントにして、仕事の雰囲気にあった組み合わせを見つけてみましょう。

クレリックシャツは、ノータイでも白地の襟元がアクセントとなって、シンプルなおしゃれを演出します。ノータイでクレリックシャツを着こなす場合は、襟の型崩れがないようにアイロンがけをしておきましょう。

クレリックシャツに限らず、ビジネスシーンでのコーディネートで注意するポイントがあります。

濃いピンクや紫といった色は個性が強く見られ、ビジネス上では避けた方が無難です。第一印象が柔らかく見える、淡い色やシンプルな柄を選ぶようにしましょう。

シャツ、ネクタイ、スーツの全体の色は3色以内に絞りましょう。できれば、濃淡を工夫した同系色でのコーディネートがおすすめです。

存在感のある真っ白な襟と袖口が、清潔な印象を与えてくれるクレリックシャツ。コーディネートは、タイドアップ・ノータイのどちらでもしっかりした大人の装いがきまります。TPOに合わせたコーディネートで、大人の魅力を引き出しましょう。

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