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今、人気のホリゾンタルカラーとは?

ホリゾンタルカラーとは?

一様に「ホリゾンタルカラー」と聞いてもあまりピンとこないのは至極普通の反応かと思います。

なぜなら、ホリゾンタルとは英語圏の単語で、日本語でいう「水平であるさま」の意味であり、さらに深掘りすると日本品詞の形容動詞の一つ。
(形容動詞(けいようどうし)とは、いわゆる学校文法などにおいて用いられる日本語の品詞)

そして、「カラー」は、勿論「色」ではなく、「衿」の事をさします。
これら単語をつなげて、日本語に訳すと、「水平な衿」となります。

しかし、よくよくこの言葉を考えてみると、、、「ん??衿って、そもそも角度があるから衿なんじゃないの?それなのに水平な衿って存在するのか?」、、となりますね。
ここで、ファッション業界の専売特許である、ゴリ押し語録の採用です。

読者の皆さまは、ファッションは、感度・感性が極度に前面に出て、尚且つ、言ったもん勝ち。世に放ったもん勝ち。というジャンルと思っているかもしれません。

・・・・、あながち間違ってはおりません。

個人の感性は十人十色千差万別。
水平なのに有角な衿と表現してしまうこのファッション感度は言ったもん勝ちです(笑)

イタルスタイルでは、このホリゾンタルカラーという単語を、ファッション業界特有の「ゴリ押し語録」として日本で初めて世に放ったと言われても過言では無いかも知れません。
(あくまで企画担当している小職の私見ですので、諸説ありです)
もともとワイシャツは袖があって、身頃があって、台衿があって、羽衿がある。
それらパーツを縫製しあうことで1枚のシャツに仕上がります。

衿の形には、5つのカラーがある

世間一般的にありますワイシャツの衿の形は、

・レギュラーカラー
・ワイドスプレッドカラー
・ボタンダウンカラー
・タブカラー
・ウィングカラー

が5大カラーになります。
もちろん、それぞれのカラー名称の誕生の歴史は個々にあります。

例えば、ボタンダウンカラーの語源はアメリカ発祥で、ポロ競技(馬に乗ってスティックと呼ばれる棒でテニスボール大のボールを相手ゴールへ打ち込む競技。1チーム4名で行う歴史ある競技且つ、馬が必要なので必然的にお金持ちスポーツ、、、。

小職の私見ですので、これまた諸説あり)の時に、馬上から地面を転がる丸球をスティックで叩く際、「シャツの羽衿が風に仰がれバタバタし、ボールが見にくーーい!」と、なったので、「ならば衿先をボタンで留めてしまえい!」とういうのが始まりです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ポロの起源は、なんと紀元前6世紀のペルシャで発祥し、インド、中国、日本と伝わっていきました。
(ちなみに日本では、神事である「打毬」はその由縁として現代でも存在しております)

19世紀にイギリス人がインドでポロを発見し(当時のインドはイギリスの植民地でした)自国へ持ち帰り、正式スポーツとしてルール化したのをきっかけに、ヨーロッパ全土、そして、アメリカへ伝わった。
というのは近代ポロの歴史です。

すみません、話が随分と脱線してしまいましたが、小職は世界史が結構好きでして、、つい難癖が出てしまいました。
と、まぁ、何が言いたかったと申しますと、紀元前から始まって、衿つきのシャツを着るスポーツにしたのがイギリスで、アメリカへ渡った途端に、「ボールが見にくいから衿にボタンを付けてしまえ」と言ったアメリカ国が、ボタンダウンシャツという呼称の発祥地となった。。
これぞ、言ったもん勝ちですね!(笑)

閑話休題・・・

ホリゾンタルに話を戻します。
皆様はニューホライズンという英語教材を聞いたことがあると思います。
今も教材として採用されているかどうか私にはわかりませんが、すくなくとも中学1年生の時にニューホライズンを手に取った時に感動は形容しがたく、
何といいますか、、とても清々しい気分だったという事だけが鮮明に残っております。

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大人になり、ワイシャツを着るようになり、そのワイシャツを毎日着用する度に清々しい気分になりたい。という想いからこの呼称がピッタリはまりました。
ですので、ホリゾンタルという英単語の直訳である「水平」という意味とは近からずで、逆に水平に近い衿は、カッタウェイと呼ばれるのが通常です。

カッタウェイカラーとホリゾンタルカラーの違い

実はこちらも人気な衿の形である、「カッタウェイカラー」までになると、これこそほぼ水平に近い衿の開きになっているのでネクタイを締める様のワイシャツとしては不向きです。

ですがホリゾンタルカラーは、ネクタイを締めてもノーネクタイでもサマになる万能ワイシャツなんです。
要するに、「ホリゾンタルカラー」は、オンオフ、ドレスアップドレスダウン両方に使える、非常にユースフルなワイシャツになります。

イタリア・ナポリでは、2人に1人がホリゾンタルカラー!?

実はイタリアではこのホリゾンタルカラーシャツの普及率は多く、特に夏のシーズンはノーネクタイでフロントボタンを上から2つ目まで外して(胸毛をやや見せながら)街を闊歩するのを非常に良く目にします。

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特にナポリ地区は2人に1人はホリゾンタルカラーですね。

そして、季節が変わってジャケットスタイルの時期になれば、きっちりとネクタイを締めて一気にクラシックスタイルへ。
つまりは、シーズン問わず着回しの良いワイシャツになります。

イタルスタイルオンラインショプでも、もはや定番ワイシャツの一つとなっています。

ホリゾンタカラーシャツは、羽織れば清々しい気分になり且つ、イタリアの艶やかさを体現でき、ネクタイを締めればイタリアテーラーのクラシックさも体現できる、極めて万能なシャツなんです。
皆様、是非お試しあれ!

おすすめのシャツはこちら

↓↓↓

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今回は、フォーマルを意識したホリゾンタルカラーシャツの着こなし方についてご紹介します。冠婚葬祭・セレモニーなどのフォーマルシーンで、ホリゾンタルカラーシャツはどう着こなせば良いのでしょう。

フォーマルにホリゾンタルカラーシャツを着こなすには

ホリゾンタルカラーは、フォーマルシーンにおいてオススメできない場合もあるので注意しましょう。お通夜やお葬式など弔事の席では、レギュラーカラーやワイドカラーの着用が基本となるので、ホリゾンタルカラーは避けたほうが無難です。

フォーマルシーンといってもさまざまありますが、ここでは結婚式や二次会、パーティーなどでのオススメの着こなし方について詳しくご紹介します。

ポイントは色や柄

結婚式に招待されると、「どんなシャツを着ていけばよいのか」「普段のシャツでよいのか」など、不安になるでしょう。フォーマルシーンでの服装はマナーやしきたりが多く、頭を悩ます問題です。

ポイントになるのが「ホリゾンタルカラーシャツの色・柄」「ホリゾンタルカラーシャツに合わせるネクタイ」。全体的にバランスよくまとめるようにしましょう。

結婚式でのホリゾンタルカラーシャツの着こなし方

結婚式ではレギュラーカラーのドレスシャツの着用が一般的。ホリゾンタルカラーも、ドレスコードでいえばフォーマルなドレスシャツに分類され、結婚式の二次会やパーティーなどに選ばれています。

ホリゾンタルカラーシャツの色

結婚式でのフォーマルスタイルの場合、基本は白いドレスシャツを選びます。カラーシャツの着用が可能かどうかは、式によって違ってきます。二次会やカジュアルな披露パーティー程度なら問題ないかもしれませんが、フォーマルスタイルを求められる結婚式には不向きと考えておいた方がよいでしょう。

ホリゾンタルカラーシャツの柄

ホリゾンタルカラーシャツの柄も、基本的に無地がおすすめです。さりげないお洒落で好感度を上げたいなら、近づいてみてはじめてわかるくらいの柄や、目立たないシンプルな織り柄の入ったシャツを選びましょう。大人のかっこよさを演出できて、気付きにくいところでお洒落を楽しむのも上級者の着こなし方です。

タイやベストで格式を上げる

タイやベストにもフォーマルを意識すれば、よりお祝いの席にふさわしくなるでしょう。ホリゾンタルカラーを披露宴などパーティーで着用する場合、蝶タイと合わせると首元がスッキリしてエレガントな装いに。ジャケットからのぞかせるベストがあると、よりドレスアップしたフォーマルな着こなしになります。

ネクタイの場合、結び目を大きくするとホリゾンタルカラーと相性もよく存在感もアップ。ネクタイの色も今まで白が一般的でしたが、最近ではシルバーやライトグレー、質感もシルクのように光沢があるタイプがお洒落に着こなせて人気があります。

フォーマルを意識してエレガントな装いを

結婚式や二次会、パーティーなどは、お洒落を楽しむ場でもあり、これまで着たことのないホリゾンタルカラーシャツに挑戦する良いチャンス。せっかくの華やかな席、シャツやタイにもこだわって、いつもと違った印象を演出してはいかがでしょうか?

ITAL STYLE SHIRTでは、フォーマルシーンにも相応しいホリゾンタルカラーシャツをご用意。スッキリとした見た目と、しなやかで着心地のよい素材感が魅力です。フォーマルを意識したエレガントな装いをお楽しみください。

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